「痩せたいけど運動はしたくない」
40代〜50代になると、そう思うのは当たり前です。
仕事や家事で時間がない。疲れている。膝や腰が痛い。
若い頃のように運動を頑張れないのに、体重だけは増えやすい…。
でも安心してください。
ダイエットは運動なしでも痩せられます。
そして短期間で効果を出したいなら、運動より優先すべきは「食事の改善」です
この記事では、40代〜50代が「運動なし」で体重を落とすために必要な考え方と、短期間で変化が出やすい具体策をわかりやすく解説します。
ダイエットは運動なしでも本当に痩せる?【結論:痩せます】
ダイエットの基本は、たった1つです。
摂取カロリー < 消費カロリー
この状態が続けば、運動をしなくても体重は落ちます。
逆に言えば、毎日ジムに行っても、食事で摂りすぎていれば痩せません。
運動はもちろん健康に良いですし、体型を整える意味でも効果はあります。
ただ、体重を短期間で落とす目的なら、運動より食事の方が圧倒的に影響が大きいのが現実です。
自分の1日の消費カロリーってどれくらい?
まずは1日どれくらいのカロリーを消費しているのかを大まかにでも把握することが大切です。
[推定1日の消費カロリー(kcal/日)]=[基礎代謝量(kcal/日)]×[身体活動レベル]
この計算で大体の1日の消費カロリーがわかります。
基礎代謝量(何もしなくても消費するカロリー)
厚生労働省が提唱している基礎代謝の計算式は以下のとおりです。
基礎代謝量 = 基礎代謝基準値 × 体重
| 年齢 | 基礎代謝基準値 |
|---|---|
| 1~2歳 | 61.0 |
| 3~5歳 | 54.8 |
| 6~7歳 | 44.3 |
| 8~9歳 | 40.8 |
| 10~11歳 | 37.4 |
| 12~14歳 | 31.0 |
| 15~17歳 | 27.0 |
| 18~29歳 | 24.0 |
| 30~49歳 | 22.3 |
| 50~69歳 | 21.5 |
| 70歳以上 | 21.5 |
私の基礎代謝量=基礎代謝基準値(22.3)×体重(60㎏)=1338kcal/日
身体活動レベル
| 身体活動レベル | レベルⅠ(低い) | レベルⅡ(普通) | レベルⅢ(高い) |
|---|---|---|---|
| 1〜2歳 | − | 1.35 | − |
| 3〜5歳 | − | 1.45 | − |
| 6〜7歳 | 1.35 | 1.55 | 1.75 |
| 8〜9歳 | 1.40 | 1.60 | 1.80 |
| 10〜11歳 | 1.45 | 1.65 | 1.85 |
| 12〜14歳 | |||
| 15〜17歳 | 1.55 | 1.75 | 1.95 |
| 18〜29歳 | 1.50 | 1.75 | 2.00 |
| 30〜49歳 | |||
| 50〜69歳 | |||
| 70歳以上 | 1.45 | 1.70 | 1.95 |
男女共通でこのようになっています。私は身体活動量を低いで計算します。迷ったら少なめに見積もるようにしましょう。
私の推定消費カロリー=基礎代謝量(1338kcal/日)×身体活動レベル(1.50)で
2007kcal/日
このカロリーが私の場合の痩せるボーダーラインとなります。これよりも少ないカロリーを摂取していれば理論上痩せるということです。本気で痩せたいなら1度計算することをお勧めします。
ただしダイエットの進捗により体重が減少するため、それに合わせて計算をし直す必要があるので注意してください。
※インターネット上に数値を入れるだけで簡単に計算できるツールもあるので、計算が面倒な方は活用してみてください。
短期間で効果を出すなら運動より「食事」が優先な理由
「運動を頑張れば痩せる」と思っている人は多いですが、短期間で結果を出すなら効率が悪いケースが多いです。
理由はシンプルで、運動で消費できるカロリーは意外と少ないからです。
運動30分=食べ物・飲み物のカロリー換算表(体重60kg)
| 運動(30分) | 消費kcal | これで帳消しになる食べ物・飲み物(例) |
|---|---|---|
| ストレッチ | 約70 | 角砂糖約6個分/小さめチョコ2〜3粒 |
| 散歩(ゆっくり) | 約90 | スポーツドリンク約400ml/小さめアイス半分 |
| ヨガ(軽め) | 約90 | 缶コーヒー(加糖)約1本弱 |
| ウォーキング(普通) | 約110 | スポーツドリンク500ml/おにぎり約半分 |
| ウォーキング(速歩) | 約140 | ビール350ml/カフェラテ1杯弱 |
| 自転車(ゆっくり) | 約150 | カフェラテ1杯/食パン6枚切り約1枚 |
| 筋トレ(軽め) | 約130 | 缶コーヒー(加糖)約1本+チョコ少し |
| 筋トレ(しっかり) | 約180 | おにぎり約1個/チューハイ約1本 |
| エアロビクス | 約210 | ご飯約1杯弱(150g) |
| ジョギング(ゆっくり) | 約240 | ご飯約1杯(150g)/アイス約1個 |
| 水泳(ゆっくり) | 約240 | 菓子パン約2/3個 |
| ランニング(速め) | 約300 | 板チョコ約1枚/ポテチ約1袋弱 |
| 水泳(クロール) | 約330 | ポテトチップス約1袋(60g) |
| 縄跳び | 約360 | 菓子パン約1個/カップ麺約1個 |
運動で頑張って消費した分が、食事で簡単に帳消しになります。
そして40代〜50代は、ここにさらに不利な要素が加わります。
- 代謝が落ちている
- 筋肉量が減りやすい
- 睡眠不足・ストレスで食欲が乱れやすい
- 更年期で体のバランスが変わる
だからこそ、短期間で体重を動かすなら、運動よりまず「食事の改善」が最優先になります。
痩せにくいのは運動不足のせいだけじゃない
40代〜50代で痩せない人は、意志が弱いわけではありません。
むしろこの年代は、太りやすい条件が揃っています。
基礎代謝が落ちている
年齢とともに筋肉量が落ちると、何もしなくても消費されるカロリー(基礎代謝)が減ります。
若い頃と同じ食事量でも太りやすくなるのは、ある意味当然です。
更年期などホルモン変化
特に女性は40代後半〜50代でホルモンバランスが変化しやすく、脂肪がつきやすくなる人もいます。
男性も同様に、加齢によるホルモンの変化でお腹周りが落ちにくくなる傾向があります。
睡眠不足とストレス
睡眠が短いと、食欲が増えやすくなることが知られています。
ストレスが溜まると「甘いもの」「脂っこいもの」に手が伸びるのもよくある話です。
むくみ(塩分)で太って見える
40代〜50代は特に、塩分の多い食事で翌日むくみやすくなります。
体脂肪が増えたわけではないのに、体重が増えて「痩せない」と感じる原因になります。
運動なしで短期間に変化を出す“食事改善”5ステップ
ここからが本題です。
40代〜50代が運動なしで短期間に体重を動かすなら、やることはこの5つでOKです。
全部を完璧にやる必要はありません。
まずは1つでも実践すると、体が変わり始めます。
①飲み物を変える(最速で効く)
短期間で一番効果が出やすいのが「飲み物」です。
- 甘いカフェラテ
- 砂糖入り缶コーヒー
- ジュース
- スポーツドリンク
- お酒(ビール、チューハイなど)
これらは、飲んだのに満腹にならず、摂取カロリーだけ増えるという最悪の組み合わせです。
短期間で痩せたいなら、まず飲み物をこう変えます。
- 水
- 炭酸水
- 無糖コーヒー
- 無糖のお茶
たったこれだけでも、1〜2週間で体重が動く人がかなり多いです。
私は普段から水筒を持ち歩くようになりました。おかげで自販機で飲み物を買う事はほとんどなく、糖分の多い飲み物を飲まなくなっただけでなく自然と節約になっています。

②たんぱく質を増やす(40代以降の必須)
運動なしで痩せるときに一番怖いのは、筋肉が落ちることです。
筋肉が落ちると代謝が下がり、痩せにくくなります。
さらにリバウンドもしやすくなります。
だから40代〜50代のダイエットは、食事量を減らすより先に
たんぱく質を増やす
これが正解です。
おすすめの食材は以下です。
- 鶏むね肉
- 魚(鮭、サバ、ツナ)
- 卵
- 豆腐・納豆
- ヨーグルト(無糖)
特に忙しい人は、コンビニでも揃います。
- サラダチキン
- ゆで卵
- ギリシャヨーグルト
- 豆腐バー
- ツナ缶
1回の食事でタンパク質の比重を高めると、満腹感が大きくなり食べ過ぎを防ぐことができます。
③主食は「抜く」より「量を整える」
40代〜50代がやりがちなのが、糖質(ご飯・パン・麺)を完全に抜く方法です。
たしかに短期的に体重は落ちます。
しかし、続かない人がほとんどです。
さらに、糖質を抜きすぎると
- だるい
- 眠い
- イライラする
- 反動でドカ食いする
こうなって失敗します。
おすすめは「糖質を抜く」ではなく、
主食を減らしすぎず、量を整える
です。
目安は簡単で、
- ご飯は「茶碗軽め」
- パンは「菓子パンをやめる」
- 麺は「夜に食べない」
これだけでも短期間で変化が出ます。
④夜だけ軽くする(短期間で見た目が変わる)
短期間で体重を動かしたいなら、夜の食べ方が最重要です。
特に40代〜50代は、
- 夜遅く食べる
- 夜に炭水化物+揚げ物
- 夜にお酒+締めの麺
これが重なると、太りやすくなります。
ポイントは「夜を抜く」ではなく、軽くすること。
おすすめはこんな感じです。
- 具だくさん味噌汁+豆腐
- 魚+野菜
- 鶏肉+サラダ
- 納豆+卵+ご飯少なめ
夜が軽くなると、体重だけでなく
- 朝のむくみ
- 胃の重さ
- お腹の張り
も減るので、短期間で「痩せた感じ」が出やすいです。
⑤間食は“ゼロ”よりルール化
間食を完全にやめようとすると、ほぼ確実に反動が来ます。
だから運動なしで成功する人は、間食を
ゼロにするのではなく、ルール化
しています。
たとえばこんなルールです。
- 間食は1日1回まで
- 食べるなら15時まで
- チョコなら2粒まで
- 週3回までOK
そしておすすめは「高たんぱく系」の間食にすること。
- ヨーグルト
- ナッツ(少量)
- チーズ
- ゆで卵
こうすると、空腹が落ち着いて食べ過ぎが減ります。
短期間で痩せたように見える理由(体脂肪だけじゃない)
ここで大事な話をします。
短期間で体重が落ちるとき、減っているのは脂肪だけではありません。
多くの場合、
- 体内の水分
- むくみ
- 胃腸の中身
この影響がかなり大きいです。
だからこそ、短期間で効果を出したいなら
- 塩分を控える
- 夜を軽くする
- 甘い飲み物をやめる
これが強いんです。
「脂肪が燃えた!」というより、
余計なものが抜けて体が軽くなるイメージです。
脂肪を1㎏落とすには-7000kcal必要です。私の場合1日のボーダーラインが2007kcal。摂取カロリーを1800kcalに抑えたとして1日-200kcal。脂肪のみで体重を1㎏減らすにはこのペースで1か月以上はかかる事になります。
運動なしでも成功する人がやっている生活習慣3つ
食事だけでなく、運動なしでも効果が出やすくなる生活習慣があります。
睡眠を削らない
睡眠不足は、食欲が増えやすくなります。
忙しい年代ほど、睡眠は軽視されがちですが
短期間で結果を出したいなら睡眠は優先です。
「運動」ではなく日常の活動を増やす(NEAT)
ジムや筋トレができなくても、日常の動きは増やせます。
- できるだけ階段
- 立って作業
- 1駅歩く
- 買い物を歩きにする
これだけでも、消費カロリーは積み上がります。
体重よりウエストを見る
40代〜50代は、体重が落ちにくい日もあります。
でも、食事が整ってくると先に変わるのは
- ウエスト
- 見た目
- むくみ
- お腹の張り
です。
体重だけで判断すると挫折しやすいので、
メジャーでウエストを測るのがおすすめです。
| 胸囲(乳頭) | 87.0㎝→89.0㎝→89.0㎝ | |
| 腹囲(へそ高) | 80.0㎝→75.5㎝→74.0㎝ | |
| 臀部 | 88.5㎝→87.0㎝→86.5㎝ | |
| 上腕(肩峰~20㎝) | 右:28.0㎝→28.0㎝→28.0㎝ | 左:27.0㎝→27.0㎝→27.0㎝ |
| 大腿(膝蓋骨底~20㎝) | 右:51.5㎝→50.0㎝→49.5㎝ | 左:51.0㎝→50.0㎝→49.5㎝ |
| 下腿(膝蓋骨尖~10㎝) | 右:35.5㎝→34.5㎝→34.5㎝ | 左:35.5㎝→34.5㎝→34.5㎝ |
私が現在も継続しているボディメイクの数値です。詳しくは1日15分!「短時間最大効果」ボディメイク 2か月報告
逆に失敗する「運動なしダイエット」あるある
運動なしで痩せたい人が、よくやってしまう失敗も紹介します。
食べなさすぎ
一時的に体重は落ちますが、筋肉も落ちます。
結果的に代謝が下がり、痩せにくくなります。
糖質ゼロ
続かない・反動が来る・体調が悪くなる。
40代〜50代には特におすすめしません。
サプリだけで痩せようとする
サプリはあくまで補助です。
食事の改善がないと、基本的に体重は変わりません。
【体験談】運動なしで体が変わった話(例)
私は食事の改善以外に1日15分の筋トレのみ実施しています。1日15分!「短時間最大効果」ボディメイク 2か月報告
「運動なしじゃないのかよ!」という声が聞こえてきそうですが(笑)
でも1日15分のみ、しかも筋トレだけです。先ほどのカロリー表を見てください。30分しっかりと筋トレをしたとして180キロカロリーの消費。私は15分なので90キロカロリー分しか消費していません。つまり筋トレで痩せたというわけではないのです。
やったことは難しいことではなく、
- 甘い飲み物をやめた(大好きなビールは週末のみ)
- 夜ごはんを軽くした
- たんぱく質を意識した(プロテインも上手に活用)→おススメはこちらマイプロテイン ホエイとソイの違いを徹底比較
この3つだけです。
すると、1週間でむくみが減って体が軽くなり、
2〜3週間で体重が少しずつ落ち始めました。
劇的に痩せたわけではありませんが、
「続けられる方法」で変化が出たのが一番の収穫でした。





よくある質問(Q&A)
Q. 1週間で痩せることはできますか?
痩せるという定義は難しいところです。体脂肪を大きく落とすことは難しいと思います。
ただしむくみや食べ過ぎが改善されることで「見た目が変わる」ことはよくあります。
Q. 50代でも痩せられますか?
可能です。
ただし若い頃と同じやり方(食べない・糖質ゼロ)は失敗しやすいので、
たんぱく質を意識しながら無理なく整えるのがポイントです。
Q. リバウンドしませんか?
食事を極端に減らすとリバウンドしやすいです。
今回紹介した方法は「食事の質」を変えるので、比較的リバウンドしにくいのが特徴です。カロリーは減らすけどタンパク質は減らさないことが大切です。
まとめ:短期間で効果を出すなら運動より「食事の改善」
ダイエットは運動なしでも痩せられます。
そして短期間で効果を出したいなら、運動より優先すべきは
食事(食事の改善)
です。
40代〜50代の運動なしダイエットは、次の順番が正解です。
- 飲み物を変える
- たんぱく質を増やす
- 主食は抜かずに量を整える
- 夜だけ軽くする
- 間食はルール化する
まずは全部やろうとせず、
「飲み物」か「夜の食事」から1週間やってみてください。
体は必ず変わり始めます。

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